5月も終わる、研修も終わる

とうとう来週は研修最後の週となります。4月初めの頃はいつまでも続くように思えたというのに月日の流れは早いもので、もう終わり間近。本来の労働に接せられる希望よりも名残惜しさが目立つ現状で週休を迎えることになりました。


この頃の研修はひたすらに業務知識に絞った研修となっており、毎日、今後使うであろう有用な知識を吸収していくのは近い将来が視野に入っているだけに飽きることはなかったように思います。特に研修後半からは高校の頃のように講師がただ語るものをメモしていく作業が一切なくなり、周囲のメンバーとグループを作り肩を組んで進めていく作業を中心として進められました。こういったグループワークは一種のアクティビティのようでいて楽しいものです。今思えば毎日研修所にいくのに少しは心弾んでいた気もしていたかもしれませんね。
飽きない理由にこういった楽しさもありますが別にも考えられます。それは一つ事柄を学ぶごとに自身の能力が上がるような感触を抱くこと。同時に大学を卒業したばかりのまっさらな自身がこれまでとは異質な企業体に融和していくことによる違和・不安の解消。こういったことが見逃せないでしょう。誰しも配属されたら何をすればいいかわからなくても、企業が用意する研修を順調にこなせば配属後もそれほど問題なく過ごせるだろうという希望的観測があるのです。


過去、あまりあるほどの時間を持て余していた半年前の大学生時代、研修でさえ行きたくないと就労に対して頑固に拒否反応を示していたことが懐かしく思い出されます。今となっては逆に近いかもしれません。研修が終わらなければいいのにという未練の感情が心に固く沈んでいるからです。研修を通して新しい知人が沢山出来たのは本当に嬉しいことでした。2ヶ月という短い期間ではありましたが共に学び、共に遊び耽ったおかげで十分に親しくなれたと感じられます。
しかし今後は研修所の雰囲気のようにはいきませんし、同期とこれほどまでに時間を共にすることはなくなるでしょう。これまでとは様々のことが変わっていくのだろうと思います。仕方ないことですが悲しさを感じてしまうのもまた事実。嫌なものです。


あまり感傷に浸っているのはよくないとは思いますがそんなことを感じました。こんなに寂しさのような悲しさのようなものを感じたのは久しぶりだからかもしれません。何にせよ、研修が終わって配属されても業務を粛々とこなしていけるよう刻苦しなければなりませんね。それほど肩肘はって考える必要はないと思うものの念のため。まずは環境に慣れる準備を。あと驚異と脅威に対する心構と覚悟も用意して。


そういえばジョギングを開始することにしました。同期と海にいくという話が出たので、腹を引っ込めないと!走った距離をメモメモ。

今日のジョギング:3km