資格と業務

日々、研修を受けていると様々なことを考えさせられます。本当に多種多様なので全てを挙げればきりがないのですが、特に目立ったものはいくつかあります。


その中の一つは、社会人に必要なスキルとはなにかということです。多くの学生の思考の筋道を辿れば資格、○○の知識などとという考えがたくさん出てくるのではないでしょうか。私もそんな考えをいくらか抱いていました。資格を取得すれば評価・業務に繋がるだろう、と。このことは誰もが少なからず気になることでしょう。その答えはどんなものか研修での講義・経験・助言を踏まえて考えてみたところ以下のようなものになりました。


・資格というのは余程独占的な業務を行えるものでない限り、業務の極一部で活かせる程度にしか有効ではない。
・業務では雑務の割合が多いから、若い頃はその雑務をこなす能力の方が優先順位は高いかもしれない。
・その雑務に必要な能力を分解すれば、コミュニケーション能力、論理的思考、文章作成能力などが挙げられる。
・これらは能力の有無の証明を合格証に仮託することはできないものだから軽視されがち。だが、”見えにくい”ものだからといって軽視されるのは問題である。
・とりあえず資格の勉強するくらいなら仕事にぶつかれよ。若いうちはそっちの方が大事。


というようなものでした。杜撰な纏め方ですみません。読みにくいので一言に要約すれば「仕事は複雑。証明書より実力。」となります。
書いていて思ったのですが意訳な部分が結構でてしまいました。ただ、これに近いことはよく言われたましたので、かすりもしない程の的外れではないのかなーと半分くらい思っています。もしそうであれば嬉しいです。偉そうに纏めておきながら私自身が未だ業務に携わってないので空論に終わる可能性が随分とあるので。
机上論で終わる可能性への言い訳として、この記事は自分への戒めのメモということにしておきます。後で見返して、何を言っているんだ、と思うような恥ずかしい過去記事にならないことを祈ります。